みなさんエナジードリンクって飲むことありますか?私は日常生活ではほとんど飲まないのです。やはりどうしても化合物まみれの飲み物という印象もありますし、中毒性も高くエナジードリンクを飲みすぎて体調不良をきたす人もいるという話も伺うことがあります。
ただしそんな私がまれに飲む場合があるんですが、それは筋トレの前に飲むことがあるんです。私自身フィットネスは健康目的で始めたんですが、なぜそんな私が化合物まみれのエナジードリンクをたまに飲む理由は筋トレや運動を行なうときにエナジードリンクには筋トレに非常に有効な成分が多く含まれているからです。
今日はそんなエナジードリンクの中身について学んでいければと思います。
対象者
いまから記載する内容は下記のような人に有効です。
- プレワークアウトについてご存知ない方
- エナジードリンクの成分をご存知ない方
- エナジードリンクを常飲されている方
この記事を読むと学べる事
いまから記載する内容を読むと下記のようなことを学ぶことが出来ます。
- エナジードリンクの成分について
- 筋トレにおけるエナジードリンクの有効性について
- エナジードリンクの注意点について
エナジードリンクの成分について
エナジードリンクの成分を分解していきたいと思います。ただエナジードリンクと一言でいっても様々ありますので、今日はメジャー製品の中でも緑色をモチーフにしたあのエナジードリンクの成分を分析していければと思います。

カロリー
50kcal/100mlとなってます。なので、缶のやつですと355ml入っておりますのでカロリーとしては177.5kcalとなります。かなりカロリー高いですよね? また糖質は43.6gとなっておりましておにぎりと同じぐらいの糖質量が含まれております。そのため、筋トレ前のエネルギー補給に効果的です。
ビタミンB2
ビタミンB2は、筋トレを行うときのエネルギーを作り出すのをサポートします。具体的にはビタミンB2は脂質をエネルギーに変換するのを手助けします。そのため脂肪燃焼に効果的です。
ビタミンB3(ナイアシン)
ビタミンB3は、糖質・脂質・タンパク質の代謝を助ける働きをします。そのため、筋合成等に効果的です。
ビタミンB6
ビタミンB6は、タンパク質をアミノ酸に分解します。なので事前に摂取したプロテインなどの効率よくアミノ酸に変換することが可能となります。それにともない血中アミノ酸濃度を向上させることが期待できます。血中アミノ酸濃度が高くなることで筋トレを行った際の、筋肉の発達を活性化させることを期待できます。そのため、筋合成等に効果的です。
ビタミンB12
ビタミンB12は、アミノ酸や脂肪酸の代謝の補酵素として働きます。なので生成されたアミノ酸が活動的に働くための補助を行ってくれます。そのため、筋合成等に効果的です。
L-アルギニン
L-アルギニンは、成長ホルモンを促す働きをします。また筋トレによって傷ついた筋繊維を修復する機能も高まります。そのため、疲労回復に効果的です。
D-リボース
D-リボースは、体の中でタンパク質の合成を助ける働きをします。またATP(アデノシン三リン酸)と呼ばれる筋肉の収縮など体を動く際に必要とされるエネルギーを生合成するのを補助します。そのため、運動能力の向上に効果的です。
高麗人参
高麗人参は、疲労回復を促す働きをします。またストレスの抑制作用や鎮痛作用なども持ち合わせています。そのため、疲労回復に効果的です。
L-カルニチン
L-カルニチンは、体内の脂質をエネルギーに変換するのを手助けしてくれます。そのため、脂肪燃焼に効果的です。
カフェイン
カフェインは、ホルモン感受性リパーゼを活性化させる効果があります。ホルモン感受性リパーゼは脂肪細胞を分解してくれる働きをします。そのため、脂肪燃焼に効果的です。またカフェインは眠気を覚まし集中力の向上効果があります。
エナジードリンクは筋トレの時に使える!
見ていただいた通り、エナジードリンクはカロリーも多くまた様々な微量栄養素が含まれております。なので、筋トレ前のプレワークアウトとして摂取するのには非常に有効であると言えます。
注意点
エナジードリンクは非常に活用できることはご理解いただけたと思います。ただし注意が必要です。それは「飲みすぎに注意」が必要ということです。これは何にでも言えることですが、エナジードリンクを飲みすぎると、カフェインの多量摂取になりえます。カフェインを過剰摂取した場合は、心拍数の増加や血圧の上昇、また不眠などを引き起こしてしまいます。エナジードリンクには36mg/100mlのカフェインが含まれております。1缶ですと、127.8g含まれていることになります。厚生労働省の発表によるとカフェインの摂取量は1日に最大400mgぐらいに抑えておくべきと言っています。よって、4缶以上摂取すべきではないということになります。
またそもそもエナジードリンクは高カロリーな飲み物となっております。1缶で177.5kcalもあることから1日に3缶も飲むと500kcalを超えてしまいます。エナジードリンクは味も美味しいことからついつい飲みがちですが、筋トレ等を行わないときに常飲してしまいますとカロリーオーバーになります。
上記より、エナジードリンクを飲む場合は筋トレ等の運動を行うときに限定し、日常生活でトレーニングオフの場合においては控えておくほうがよいと言えます。
そもそも健康的に痩せたい、ボディメイクをしたいという人にとって、そもそもエナジードリンクというものは化合物の寄せ集めでできたものなので避けるべきという考え方のほうが多いと思います。
ですので、あくまでエナジードリンクを利用するときはそれらのことも踏まえた上で適切なタイミング、適切な量で摂取することを強くお勧めします。
まとめ
エナジードリンクは筋トレの前に摂取することが非常に有効的であることがわかりました。ただし、ハイカロリーであることや、カフェイン量が多いこと、また化合物が多様された飲み物であることを注意すべきであることがわかりました。日々から常飲するような飲み物ではないですが、たまに気分転換に摂取してみるのもいかがでしょうか?
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