実は寝ているだけでカロリー消費されることってご存じでした?実は私自身も最近知って色々調べてみたんですが、、、驚愕の事実がわかりました。睡眠時にカロリー消費するということはその睡眠をコントロールするだけで、ダイエットがかなりうまくいくかも知れない!?とおもった人も多いのではと思います。
その睡眠の消費カロリーをうまく使う事でダイエットがうまく進むのかどうかについてシェアしていきたいと思います。
対象者
いまから記載する内容は下記のような人に有効です。
- ダイエットがうまくいっていない方
- 効率よくダイエットを進めたい方
この記事を読むと学べること
いまから記載する内容を読むと下記のようなことを学ぶことが出来ます。
- 睡眠の重要性およびダイエットとの関係性について
- 睡眠時の消費カロリーについて
睡眠について
睡眠時にはホルモンの分泌量が変化する
メラトニン
メラトニンとは聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。睡眠時にはこのメラトニンが分泌されるのですが、メラトニンには強い抗酸化作用をもっています。まず酸化作用とは、イメージしてもらえると思いますが鉄などが錆びることです。実は人体においても鉄と同じように酸化することがわかっています。酸化すると、血管が弱くなったり肌荒れとして症状がでてきます。つまり、それに抗う抗酸化作用なわけですから抗酸化作用の人体への効果としては血管の老化の防止、シミやシワや肌荒れの防止効果があります。
このメラトニンの分泌は、光によってコントロールされています。夜になり暗くなってくると自然とメラトニンの分泌量が増えてくるわけですが、照明などで明るい場所にいるとメラトニンがなかなか分泌されません。
コルチゾール
これは起きる数時間前から分泌量が増えるコルチゾールです。ダイエットや筋トレしている人にも有名なホルモンですよね。コルチゾールとはストレスホルモンとも呼ばれストレスがかかっても分泌量が増えます。そのストレスがかかった状態が続きコルチゾールが増えると、成長ホルモンの働きを阻害し、基礎代謝を低下させます。結果として、エネルギー効率が悪くなるので体脂肪が蓄積されてしまうわけです。
しかし、この起床前のコルチゾールにおいてはネガティブな内容ばかりではありません。コルチゾールが分泌されることで血圧や血糖値が徐々に高まっていきます。これは体が動き出す準備をしているということです。そのように人間が動き出しやすくしてくれるため起床前に分泌を促してくれます。
睡眠時にもカロリーは消費されている
さらに実は睡眠時にはカロリーが消費されていることが研究によってわかっています。それらは体重等にもよりますが1時間あたり50kcalぐらい消費されています。
だいたい1日の睡眠時間が6時間~8時間ぐらいだとすると300kcal~400kcalぐらいの消費になるという事です。
300kcalの消費カロリーというと、体重50kgの人が6kmぐらいランニングするのと同じぐらいのカロリー消費量になるので、寝るだけでカロリーが消費されるなんてお得ですよね?
睡眠時の消費カロリーの落とし穴
睡眠時にカロリー消費するのであれば、、、、とにかく暇な時間はいっぱい寝ればダイエットはぐんぐん成功するのでは!?と考えたあなた!!!
残念ながら、睡眠時の消費カロリーだけではダイエットは成功しません。
実はこの睡眠時の消費カロリーは、基礎代謝の中に含まれてしまっているんです。なのでボディメイクやダイエッターの方が基礎代謝と運動による消費カロリーと食事からの摂取カロリーで色々計算されていると思いますが、その計算式にプラスして消費カロリーとして計算できるわけではありません。
じゃぁ寝ずに運動したほうがいいのか?という考えにいたりますがそうでもありません。
先程説明したように、もちろん寝ずに活動をすることで消費カロリーが増える事実はありますが、先ほどご説明したようなコルチゾールが大量に分泌されることで体脂肪が減りづらい体になります。
また慢性的にコルチゾールが高い状態になると、様々な代謝のバランスが崩れてしまい体調を崩してしまいます。またせっかく運動などを行っても、睡眠を削ることで体力の回復が出来ないので徐々にパワーが落ちていってしまうことになり運動強度も落ちていってしまいます。
なので、ボディメイクやダイエットのために睡眠時間を削ってまでがんばるというのは間違っているということです。
睡眠不足になると体脂肪が減りづらく、筋肉量が減るということもわかっています。詳細は下記記事を読んでみてください。
睡眠が大切な理由について
そのほか睡眠には超大切な効果があります。実は睡眠不足になると人間は食欲が25%も増大することがわかっています。理由として睡眠不足になると、食欲をコントロールするホルモンであるレプチンの分泌が減少してしまいます。それだけでなく食欲を高めるホルモンであるグレリンの分泌量が増えてしまいます。結果として、食欲が25%も増えるという事になります。食欲が25%増えるということは、たとえば基礎代謝が1500kcalの人であれば375kcalも多く摂取してしまおうとするということです。これらの生活が1か月続いてしまいますと、11,250kcalのオーバカロリーになり、1.5kgぐらいの体脂肪を蓄積してしまう結果になるということです。
睡眠はダイエットに有効なのか
ここまで読んでいただいたらお分かりだと思いますが、消費カロリーを増やすためには意味はないが、食欲のコントロールや体の回復による運動強度の維持という観点で睡眠は非常に重要になってきます。
なので、睡眠はおろそかにせず生活リズムをしっかり整えて睡眠の時間を確保することがとても大切になってきます。
まとめ
残念ながら睡眠時の消費カロリーは基礎代謝の中に含まれてしまっているため、+αの消費カロリーとして計算することは出来ない事がわかりました。ただし睡眠にはダイエットやボディメイクにとってとても重要であり、おろそかにしてはなりません。定期的な運動は行いつつも規則正しい生活を行うように心がけましょう。
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