おそらくこの記事を見ていただいている人の99.9999%はデザートが好きな方だと思います。何を隠そう私も大好きです。けど、デザートってダイエットの敵ですよね?それはまぎれもない事実です。基本的にデザートは糖質の塊でハイカロリーなものがほとんどです。ただし実はそのデザートって食べるタイミング次第では太りづらく、むしろ体にとっても良い働きをするタイミングがあるんです。今日はそのデザートを味方にするテクニックをご紹介できればと思います。
対象者
いまから記載する内容は下記のような人に有効です。
- デザートが好きな方
- ダイエット中でデザートを我慢している方
この記事を読むと学べること
いまから記載する内容を読むと下記のようなことを学ぶことが出来ます。
- 体が糖質を求めているタイミング
- デザートを食べても良いタイミング
デザートの栄養素は
デザートと聞けばぱっと思いつくのはケーキではないでしょうか?
チョコレートケーキ1切れ(100グラム程度)をサンプルで言いますと栄養素は下記のようになってます。
- カロリー(約400kcal)
- 糖質(48グラム)
- 食物繊維(2グラム)
- 脂質(20グラム)
- タンパク質(7グラム)

では、次のサンプルとしてお饅頭(100グラム程度)をあげたいと思いますお饅頭の栄養素は下記のようになってます。
- カロリー(約230kcal)
- 糖質(50グラム)
- 食物繊維(2グラム)
- 脂質(0グラム)
- タンパク質(4グラム)
実はこの2つには大きな違いがあるんです。チョコレートケーキ(洋菓子)と饅頭(和菓子)では糖質はほとんど同じにも関わらず脂質の量が圧倒的に異なります。その結果、カロリーも全然異なってくるわけです。実は今日の学びの中でこの「脂質」および「糖質」というのがポイントになってきます。まずはそこを理解いただいた上で次にいきましょう。
いつ食べるの?
じゃぁいつ食べたらそのデザート達は味方になるのか?ズバリそれは
筋トレの直後(30分以内目安)
そうなんです。筋トレの直後はデザートを食べてもいいんです。ではその理由を学んでいきましょう。
そもそも糖質は体を動かすためのエネルギー源(グリコーゲン)になります。無酸素運動の筋トレは糖質であるグリコーゲンを消耗していくことになります。(*ちなみに有酸素運動は脂質を中心に消費していきます。)またグリコーゲンは、筋グリコーゲンという筋肉の中に蓄えられており全身のグリコーゲンの内の80%が筋グリコーゲンなんです。つまり筋トレ後はグリコーゲンの不足の状態に陥るわけです。つまり体は自らの体を回復させたいためにグリコーゲンを欲している状況になります。
このタイミングで糖質を体に入れることは、筋肉の方に栄養素がまわるために脂肪の方にまわらないために体脂肪がつく心配はありません。
何を食べるの?
先ほど申し上げた通りあくまで体が求めているものは「糖質」なんです。では先ほどのデザートの2種類を出しましたけど、どっちがよいと思いますか?両方とも糖質は同じ量です。みなさん想像つきますよね?そうです。饅頭なんです。饅頭は脂質が少なく糖質のみを摂取できるすごい食べ物なんです。基本的にデザートは洋菓子と和菓子にわかれるとおもいますが、基本的に洋菓子は糖質だけではなく脂質が多く含まれております。クリームとか多いですよね?なので、筋トレ後でも洋菓子は不要なカロリーまで摂取してしまうためお勧めできません。なので筋トレ後には和菓子と食べるようにしてください。また和菓子じゃなくても体の回復のためを考えると、おにぎりやバナナでも糖質の補給を行う事が出来ます。またこの際にタンパク質も同時に摂取することで、筋力の向上や筋肥大を促進してくれますのでタンパク質もあわせて摂取するとより良いです。
どれぐらい食べていいの?
筋トレ直後だからといって、大量に糖質を摂取して言い訳ではありません。一つの目安としては体重×1グラムと覚えておいてください。つまり50kgの女性だった場合は、50グラムぐらい食べることが出来ますので、饅頭であれば1個ぐらい、おにぎりであれば1個半ぐらい食べることが可能です。これ以上食べると、体のグリコーゲンが余ってしまい余剰カロリーとして脂肪の方にまわってしまうので注意してください。
まとめ
筋トレでは筋グリコーゲンを使用するため、筋トレ直後ではグリコーゲンのもととなる糖質が不足しそれらを補給するための糖質であればダイエット中に食べても太らないということが理解いただけたと思います。ただし注意点はあくまで糖質が必要なのであり、不要な脂質もしくは糖質の過剰摂取は脂肪を増やしてしまうので注意してください。
これらのルールを守ることで、ダイエット中でもデザートはあなたの味方です!
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