マーメイドのように座る
ラガーさんが私に「マーメイドのように座ってもらっていいですか?」というので下記のような形で座った
すると、ラガーさんが手にもっていたレジスタンスバンドを私の両足の太ももまわりにつけて、「クラムシェル」をやってみましょうかとのこと。
クラムシェル?とおもった私はラガーさんの説明に耳を向けた。
ラガーさんが「とりあえず15回やりましょう」ってことなので、見た感じしんどくなさそうだし、横になりながら出来るから楽だろうな、、、って勝手に思っていたものの、、、これが意外と脚が開けない。レジスタンスバンドが微妙に伸びなくてなかなか開けないし、開けば開くほどゴムが伸びるので抵抗が強くなる。。。また1~3回ぐらいはいいものの、4回目くらいからお尻の周りがピクピク引きつりそう担っていることがわかった。けど、そんな泣き言は言える空気じゃない。なので必死にがんばった。とにかく自分の神経をすべてお尻に集中させて耐え抜いた。そして最後の15回目、脚を開いて後は閉じるだけという時にラガーさんがいきなり
「はい、開いた状態で15秒キープしてくださーい」
心の中で「いや、最初っから言っておいてよ」と心の中でつぶやくごん太。
このキープがめちゃくちゃきつい。
そして案の定、徐々に閉じていく脚。
あぁこれはアレがくるな、、、、
「はい、もっと脚ひらいて!!。 あと5秒!」
わかってた。ぼく、わかってた。大声がくるって。
けど、そういわれると、不思議なものでがんばれる。
地獄の15秒が終わると、、、次は反対の脚やりましょう!って休むことなく言ってくる。「可愛らしい外見のただの鬼」そう思った。
しかも、両足を1setとして合計3setをやった。
正直最後の3set目はお尻が攣った。。。
ただ、これはわかる
確実に効いてる
つまり、体は正直なのだ。しっかりトレーニングして、しっかり追い込むと、しっかり体が反応するのだ。
最後の〆に、、、
色々話をしながら、かれこれ40分ぐらい経っていた。今まで自分の経験したことのない世界に浸っていた。すべての時間が目新しいものばかりで、とても刺激的だった。その空間は辛さと楽しさが共存しているなんとも恐ろしい世界。そんなことを思っているとラガーさんが「じゃぁ、最後にHIITやりましょうか」とのこと。
そのとき私は「HIIT」っていう言葉を知らなかった。ラガーさんが色々詳細を説明してくれたけど、たった4分で終わるのであれば、、、ぐらいの気持ちでいた。ラガーさんが指定した動きは「バーピージャンプ」。
そう、最後の最後まで地獄だったのだ。なぜかというとこのHIITはいわば「限界までやる」というのがポイントである。だらだらやる4分では全く意味がなくて、4分で全力を出すというのが必須なのだ。
バーピージャンプのとき頂いたラガーさんのお言葉は
「はい、もっと高く跳ぶ!!」
「はい、腕立てはもっと深く!!」
「もっと早く、もっと早く!!!」
終えたときには、すごい量の汗が吹き出し、はぁはぁぜぇぜぇ呼吸が一向に落ち着く様子がない。
そのとき思った「こりゃ痩せるわ」
そして最後にラガーさんが
「私は女性向けのトレーナーなんで、ごん太さんには男性向けのトレーナーに変わるのでそこから本格的に始めましょう!お疲れさまでした!」と。。。
今日は女性向けのメニューだったのか、、、というより、これで女性向けのメニューなら男性向けのメニューはどんなものなのだ。。。と想像を絶した。
そして帰り際にトレーナーさんとLINEを交換するのだ。パーソナルジムごとで管理方法は違うのだろうがこのジムではLINEをもちいて次回の予約や日程の調整を行うのだ。
しかし本来の目的はそんなものではなかった。
次回 パーソナルトレーニング体験~LINEのやりとり編~ へ続く
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