ボディメイクやダイエットで有名なライザップ。その成果はものすごくて結果にコミットするというセリフを確実に実行してくれるとても優れたサービスです。
ただしライザップでしっかりボディメイクをした後なのに、1年もたってしまえばすっかり元の体に戻ってしまう人がそれなりにいるというのも事実です。
そんな人の体験談をふくめ、ライザップでリバウンドしてしまう理由とその対策について学んでいきましょう。
対象者
いまから記載する内容は下記のような人に有効です。
- これからライザップに通うかどうか検討している人
- ライザップの期間を終えボディメイクが完了した人
- これからダイエットをしていきたい人
この記事を読むと学べること
いまから記載する内容を読むと下記のようなことを学ぶことが出来ます。
- ライザップではどうして痩せれるのか
- ライザップの期間を終えたときにリバウンドしてしまう理由について
- どうすればそのリバウンドを防ぐ方法について
ライザップでのダイエット方法について
ケトジェニックダイエット
ライザップではケトジェニックダイエット(ローカーボ)というものでダイエットを進めていきます。ケトジェニックダイエットとは極端に糖質を減らし、脂質を増やすダイエットとなります。そのような食事を行う事で、本来エネルギーは体の糖質を利用するのですが脂質を利用するようになります。その結果、体脂肪を優先的に減らしていく手法となります。
筋力トレーニング
ライザップではケトジェニックダイエットの食事管理方法だけでなくきれいな体作りを行うために筋力トレーニングを実施します。また個室でかつパーソナルトレーナーがつくので、その人の目指す体に近づけるようにトレーニングメニューなどを考えてくれます。
また筋力トレーニングの中でパーソナルトレーナーがそばにいるメリットとしては補助をしてくれるということです。筋トレ初心者は自分の限界まで追い込む事が出来ずしっかりトレーニングを行う事ができません。しかし隣で補助をしくれる人がいることで限界まで追い込む事ができ筋トレの効果を最大限まで引き出してくれるということです。
サプリメンテーション
基本的には食事および筋力トレーニングでダイエットを進めていくのですが、必要に応じてサプリメントと呼ばれるプロテインなどの提案をしてもらうこともできます。またライザップが提供しているサプリメントも購入することが出来ますのでいち早く結果を出したい人にとってはそれらのサプリメントなども使う形になります。
ライザップでリバウンドする理由について
理由1:痩せるためにライザップに通ってしまう
え?と思われる方も多いと思います。もちろんライザップに通う理由としては痩せるためなのは間違いありません。ただしみなさんしっかり考えてみてください。ライザップに通う理由が痩せるためなのであれば、その痩せた体を維持するためには一生ライザップに通う必要が出てしまいます。ライザップにおいては費用も安くありません。なので一生通い続けることは不可能になります。
なので思考の変換が必要です。
痩せるために通う⇒ボディメイク習慣を付けるために通う
このようにする必要があります。
結果として何が異なってくるかというと、痩せるために通ってしまうと
- なぜ?なんで?の思考が働かずトレーナーの言っている事をただひたすら行う
- そのためダイエットがうまくいっている理由がわからない
- 結果、ライザップの期間が終わった後どうすればよいかわからなくなる
という事になってしまいます。
しかしボディメイク習慣をつけるために通うとなると
- なぜ週2~4回しかトレーニングしないのか理由がわかる
- ケトジェニックダイエットの原理・原則がわかる
- 筋トレの正しいフォームを理解する事ができる
- 結果、ライザップの期間が終わった後でも一人でダイエットを継続することが出来る
ということで意識を変えるだけでダイエットに継続性を持たせることが出来ます。
理由2:カロリー収支を意識しなくなる
ライザップに通っている期間は、トレーナーがしっかり食事管理までしてくれます。またケトジェニックダイエットは糖質を極端に減らすためにインシュリンの分泌量が最小限まで減ります。インシュリンは体脂肪を貯めこむホルモンの一種なので、これが減る事で少々カロリーオーバしても体脂肪が増えることがありません。
つまりケトジェニックダイエットはカロリーを意識しつつも、従来の食事の時よりカロリーオーバしても太りづらい食事なんです。
しかし、このような極端な食生活は本来は糖尿病の治療の一環として行われていた食事方法で、糖尿病ではない人において中長期的に行うことが医学的に体に悪影響がないかどうかもまだまだ未知数なところがあります。そのため短期的に行う事が推奨されています。
ライザップ期間が終わると、だいたいみなさん食事をもとに戻してしまいます。そこでまず糖質を摂取してしまうことでグリコーゲンが補給されることによりそれらにくっつく水分のためにまず数日で体重が2~3kgぐらい増えてしまいます。厳密にいうとこれはリバウンドではなく単純に体内の水分量が増えたというだけです。
しかしここからが問題で結局ライザップに通った人というのは
元の食生活が悪く太ってしまった人
なのにも関わらずライザップが終わった後に元の食生活に戻るということは
消費カロリー<摂取カロリー
という構造になり当たり前のように体重が戻ってしまいます。
ライザップでリバウンドしないようにするには
対策1:運動習慣を身に着ける
ライザップで行ったトレーニングの内容をしっかり理解を行い、大衆ジムや自宅などで継続的にトレーニングを行いましょう。ダイエットやボディメイクは短期間で作り上げたものは短期間で崩れてしまいます。なのでライザップに通った3か月~6か月だけで終わる事なく、その後もコツコツとトレーニングをすることが重要です。
考え方として、
ダイエットは短期的なもの⇒ダイエットは生涯続くもの
という変化が必要です。
ただしライザップの時にやっていたようなハードなものは行う必要はなく、いまの体を維持するのであればそこまでしっかり追い込む必要はありません。ただし自分のもとめる理想の体に近づくためにはしっかりと追い込む必要があるのでご自身でしっかりトレーニングを行うのか、パーソナルトレーニングに通いダイエット目的ではなく筋トレ目的で通う事をお勧めします。
対策2:カロリー収支およびPFCを把握する
結局はカロリー収支がリバウンドするかどうかの最大のポイントです。
たとえば下記の質問に答えれるようになれば、カロリー収支やPFCがしっかり把握できている人と言えるでしょう
質問1:最適なPFCバランスはどれぐらいなのか
質問1:卵1つのカロリーおよびタンパク質量はいくらか
質問2:牛肉100gのカロリーおよびタンパク質量はいくらか
質問3:良質な脂質とはどういうものか
それらがあまり覚えることが難しいということであれば、まずPFCを計算しましょう。
そしてPFCを計算したら、食べ物を食べる時にしっかりカロリーやPFCがのっているもののみ食べるようにします。いまはファミレスやコンビニでも栄養成分がしっかりのっています。しかしラーメン屋などでは栄養成分やカロリーなど記載されていないため食べないようにする必要があります。
こうすることでカロリーをしっかり把握し、必要なPFCを調整していくことが可能となります。
まとめ
ライザップでリバウンドしてしまう人は短期的に痩せることだけを目的としてしまい、ライザップが終わった後の事を見据えていない事が原因となります。そこを最初から見据えることでライザップが終わった後でも運動習慣や食事管理を継続することでリバウンドを防ぐことが可能となります。
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